皆さん、こんにちは。
製造部1課 熱処理 前山です。
最近、朝晩がかなり涼しくなってきましたね。
季節の変わり目は体調を崩しやすいのでお気をつけください。
さて、
私たち熱処理部門では真空熱処理炉を使いお客様からお預かりした品物を処理していますが、正直に言ってかなり設備が老朽化しています。
本体だけでなく、計器類なども突然天寿を全うしてしまう時もあります。
そんな訳で品物が(プログラム上)動く時にはなるべく真空炉の傍に居て、動作のチェックをしています。
先日、品物が加熱室から冷却室に動く際に一緒に動いてはいけないモノまで動いているのを見つけました。
炉床台が壊れ、セラミックが品物をセットしている枠にくっついていました。
急遽その日は作業を中止し(可能な限り別の真空炉で処理)、翌日に炉床台の交換をしました。
無事に交換・復旧作業を終え、今の所は問題なく稼働してくれています。
これからも少しの変化・異常を素早く察知して速やかに対処し、お客様に御迷惑が掛からないように精進していきたいと思います。