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無いものは作る

その他
2021.11.05

ベンダー作業において直角曲げ、角度曲げ、R曲げなど品物によって様々な曲げ加工があります。

板厚や曲げたい形状によって金型の種類も多種多様です。

その中でもR曲げは作業者を悩ませてくれます。

普通の直角曲げであれば板厚に対して下型のV溝の幅で対応できます。

ですがR曲げはそうはいきません。

上下の金型が指定されたRの数値に合っていなければそのカタチ(Rサイズ)にならないからです。

写真の物はR曲げ(U字)を曲げる金型です。

当社には図面で指定されたRサイズの金型が無く、手持ちの金型であれこれ試してはみましたが思うようにいかず・・・

そこで簡単な作りではありますがLアングルと丸棒を使い自作しました。

金型屋さんに頼めば間違いなく良いものが出来上がってきますが、それなりに費用もかかります。

自社で行えば「ここをもう何ミリ調整して」といった細工も思うように出来ますし、何より道具を作っている時に
あれこれ考えてる時間が楽しかったりもします。

あまり凝り過ぎると時間が大変なことになっていたりもしますが(汗

製造1課 K@TO