おおよそ3年がたとうとしていますが、なかなかCOVID-19の感染が収まらない状況ですね。
下記画像は、病院内で廃棄物を収めるメディカルBOXスタンドの部品です。
メディカルBOXフタの外周に取り付け、フタ開閉時に作動する部品です。
ステンレス材SUS304、t=2mm、幅12mmでシャーリングします。(各品番ごとに幅、長さは異なります。)
どうしてもシャーリングしますと、ねじれ、ゆがみが出て後工程のベンダー曲げ作業が不可能になりますので、
シャーリング材のゆがみを矯正しなければなりません。
ここで大活躍するのが自社製トルネード矯正治具です。
材料をセットしねじれの程度を見極め調整し矯正していきます。
この治具は、板材の長さ、幅、ねじれの程度修正が調整できますので万能です。
一番初めにこの作業に携わった時に、あれだけ変形していた板材がまっすぐに平板に修正された事に大げさではなく、
感動した事を覚えています。
弊社では、品質維持向上、作業効率アップを目指し必要に応じて専用治具を社内製作しています。
※写真 上部から治具→シャーリング材(かなり変形)→矯正材(あらびっくり平板に)→ベンダー後の部材(ふたの形状に合わせU字曲げ)
ぜひ、何かお困り事がありましたらお問い合わせください。
田巻